【所長コラム】松島・五大堂の「すかし橋」
宮城県の松島へ行ってきました。湾に浮かぶ小島の上に建つ五大堂です。今のお堂は慶長9年(1604年)に伊達政宗公が建てたもので、東北地方に現存する最古の桃山建築だそうです。
このお堂へは「すかし橋」という朱色の橋を渡ります。橋げたの隙間から数メートル下の海面が見える、少し足がすくむ橋です。参拝の前に足元を見て、気を引き締めるためだと言われています。
政宗公はこの5年後、さらに5年をかけて瑞巌寺も再建しました。何代も先まで残るものに時間をかけた人だったのだと思います。
会社の決算書も、相続の準備も同じだと感じます。まずは足元の数字を「見える」状態にしておくこと。そのうえで、5年10年先に効いてくることに、今から少しずつ手をつけておくこと。
今月お話しした生前贈与の話も、その一つです。
(松沼弘泰税理士事務所 所長 松沼弘泰/事務所だより2026年9月号より)
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